マイオブレースの治療期間は?治療の流れや長引くケース、費用も

こんにちは。松山市小栗の歯医者「小栗歯科」です。

マイオブレースを装着しようとしている子どもの口元

子どもの歯並びや噛み合わせに不安を感じ、矯正治療を検討している保護者の方は多いでしょう。数ある小児矯正の中でも注目を集めているのが、マイオブレースです。

マイオブレースはどのくらいの期間で効果が出るのか、治療の流れはどうなっているのかといった疑問がある方も多いのではないでしょうか。

今回は、マイオブレースの治療期間や治療の流れ、長引くケース、メリット、デメリット、費用などについて詳しく解説します。

マイオブレースとは

歯の模型とマイオブレース

マイオブレースとは、子どもの歯並びや噛み合わせを整えることを目的としたマウスピース型の矯正装置です。歯そのものを動かすのではなく、悪い歯並びの原因となる口腔習癖や顎の発育不足にアプローチする点が特徴です。3歳〜15歳の成長期の子どもを対象としており、歯の生え変わりと顎の成長が活発な時期に使用することで、自然な歯列の形成を促します。

装置は柔らかい素材でできており、日中1時間と就寝中に装着します。さらに、舌の正しい位置や呼吸方法、唇の閉じ方などを身につけるためのトレーニングも治療の一環として取り入れていきます。

これによって、歯並びが悪くなる根本的な原因を取り除き、将来的に再治療が必要になるリスクを軽減できるのです。

マイオブレースの治療期間

マイオブレースの治療期間を示す年間カレンダーと時計

マイオブレースの治療にかかる期間は、一般的には1年〜2年程度が目安とされています。ただし、お子さまの年齢や歯並びの状態、習癖の程度によって異なります。

また、マイオブレースによる治療では、継続的なサポートと経過観察が欠かせません。通院は月に1回程度が一般的ですが、治療の進行状況やトレーニングの内容によってはもう少し頻度が高くなる場合もあります。歯科医師の指示に従って受診することが、治療をスムーズに進めるためには重要です。

マイオブレースの治療の流れ

マイオブレースの治療について歯科医からカウンセリングを受ける親子

マイオブレースによる治療は、ただ装置を装着するだけではありません。カウンセリングや検査から装置の装着、トレーニング、定期的な通院まで、段階的に進める必要があります。

ここでは、マイオブレースの治療の一般的な流れについて説明します。

カウンセリング・精密検査

治療の最初のステップは、カウンセリングと精密検査です。歯科医師が現在の歯並びや噛み合わせ、あごの発育状況などを確認し、マイオブレースによる治療が適切かどうか判断します。また、必要に応じて口腔内写真やレントゲン撮影なども行います。

検査結果をもとに、どのようなタイミングで治療を始めるか、どの装置を使用するか、治療期間の目安はどのくらいかといった具体的な治療計画を立てていきます。この際、保護者の方に対して治療の目的や内容、家庭での対応の仕方などを丁寧に説明し、同意を得たうえで治療を始めます。

装置の装着・自宅でのトレーニング

治療開始後は、マイオブレースの装着と家庭でのトレーニングを並行して進めます。装置は日中1時間と就寝時に装着する必要があり、自宅では正しい呼吸の仕方や飲み込み方、正しい舌の位置などを意識したトレーニングも実施します。

これらを毎日継続することで、お口周りの筋肉に正しい動きを定着させていきます。トレーニングがスムーズに行えるように、保護者の方がサポートしてあげることが重要です。

治療完了・定期的なメンテナンス

治療の最終段階では、これまでの成果を確認して必要に応じてアフターフォローが行われます。場合によっては、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を使用することもあります。

また、歯科医院での定期的な検診は、治療後も実施することが多いです。治療後に何もせずにいると、歯並びが再び乱れる後戻りが起こる可能性があるためです。

マイオブレースで治療期間が長引くケース

マイオブレースで治療期間が長引くケースを説明する女性

マイオブレースは、装置の装着と合わせて舌や唇、呼吸の使い方のトレーニングを並行して進める治療法です。そのため、毎日の装着と定期的な通院、家庭での継続的なトレーニングが必要不可欠です。

装着時間が足りなかったり指しゃぶりなどの悪習慣が改善されなかったりすると、治療が思うように進まず、期間が長引くこともあります。

ここでは、マイオブレースの治療期間が延びる主な原因について解説します。

装着時間が不足しているケース

マイオブレースでは、基本的に日中1時間と就寝中の使用が推奨されており、これが守られていないと十分な効果が得られません。特に、装着習慣を自分で身につけることが難しい低年齢の子どもでは、保護者のサポートが不可欠です。

装着時間が足りないと、舌や唇、呼吸の癖を正しく修正できず、歯並びの改善も進みにくくなります。

トレーニングがうまくできていないケース

マイオブレース治療では、装置の装着と合わせて、舌のトレーニングや呼吸法の改善など、機能訓練を継続的に行うことが求められます。これらのトレーニングを日常生活にうまく取り入れられない場合、治療の効果が十分に発揮されず、結果的に期間が延びる可能性があります。

特に、舌の位置や口呼吸の癖は、長年の習慣によって定着していることが多く、短期間で改善するのは難しいでしょう。マイオブレースのトレーニングは地味に思えるかもしれませんが、毎日の積み重ねが重要です。歯科医院でのサポートだけではなく、ご家庭での意識づけと声かけ、習慣化の工夫などが、治療の進行に大きく影響します。

定期的に通院していないケース

マイオブレースの治療では、装置の状態やトレーニングの効果を確認するために、月1回程度の通院が推奨されています。しかし、忙しさや体調不良などで通院が遅れると、適切なタイミングでの調整や指導ができず治療の効果に影響が及ぶかもしれません。

また、装置の破損や不適合が見逃されていると、矯正効果が得られないまま治療が進むリスクもあります。通院を後回しにするほど全体のスケジュールに遅れが生じ、治療期間の延長につながる可能性があるのです。

マイオブレースのメリット

青空を背景にメリットと書かれたカード

マイオブレースには、他の矯正治療とは異なるメリットがいくつもあります。

まず、矯正装置自体は取り外しが可能で強い痛みを伴わないため、子どもでも安心して使用できます。さらに、矯正治療にありがちな見た目への影響が少なく、学校生活や日常生活にも支障をきたしにくいのも利点です。

また、将来的に歯並びが再び悪くなる後戻りのリスクを軽減できる点も大きな魅力でしょう。歯列の安定に必要な舌・口周りの筋肉の使い方が正しく身につくため、装置を外した後も健康な歯並びを保ちやすくなります。

何より、治療を通じて正しい呼吸や姿勢の習慣が定着することで、睡眠の質や集中力の向上など、全身の健康にも良い影響を与える可能性があります。

マイオブレースのデメリット

青空を背景にデメリットと書かれたカード

マイオブレースは多くのメリットを持つ治療法ですが、すべての子どもにとって完璧な治療法というわけではありません。治療を受けるにあたっては、理解しておくべきデメリットも存在します。

治療によって歯列の成長を促すためには、無意識の癖や生活習慣の改善が欠かせません。こうした取り組みには、お子さま本人やご家族の協力が必要です。また、結果が見えるまで時間がかかるという点は、短期間での成果を期待する方にとってはデメリットといえるでしょう。

さらに、すべての不正咬合に対応できるわけではないという点も理解しておく必要があります。骨格的なズレが強い症例や、歯の重なりが極端に大きい場合には、マイオブレースだけでは対応できず、固定式の矯正装置や抜歯を伴う治療が必要となるケースもあります。

マイオブレースの費用

マイオブレースの費用を示す計算機と豚の貯金箱とコイン

マイオブレース治療の費用は、一般的に30万円〜50万円前後が目安とされています。マイオブレースは自由診療となるため、保険が適用されず全額自己負担となります。

多くの歯科医院では、治療開始前にカウンセリングを実施しています。総額でどれくらいかかるのか、追加費用は発生するのかなどを確認できるので、マイオブレース治療が気になっている方はカウンセリングを活用するのも良いでしょう。

まとめ

林を散歩する娘を肩車した父親

マイオブレースは、子どもの歯並びの乱れに対して根本的な改善を目指す治療法として注目されています。治療期間は通常1年~2年ほどで、その間は装置の装着とトレーニングを継続することが求められます。また、治療をスムーズに進めるためには、保護者の理解と協力が欠かせません。

マイオブレースによる治療を検討されている方は、松山市小栗の歯医者「小栗歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域密着型の歯科医院として、松山市の地域虫歯0を目指して患者様に常に向き合った治療を心がけています。予防歯科や矯正治療・小児矯正に力を入れながら、一般歯科やホワイトニング、インプラント治療などにも対応しています。

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