叢生はマウスピース矯正で治せる?治療期間や費用も
2026.04.18
こんにちは。松山市小栗の歯医者「小栗歯科」です。

歯が重なりあって生えている叢生は、見た目に影響するだけでなく、歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすいといった問題もあります。目立ちにくく取り外し可能なマウスピース矯正は、ライフスタイルに合った矯正方法として人気を集めていますが、叢生にも効果を発揮するのか、治療にはどのくらいの期間や費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、叢生をマウスピース矯正で治療するメリットやデメリット、治療期間、費用などについて解説します。
叢生とは

叢生(そうせい)とは、歯がデコボコに並んでいたり、重なり合って生えていたりする状態のことを指します。日本では乱ぐい歯とも呼ばれており、八重歯も叢生の一種です。
歯が正しく並ぶためのスペースが足りず、歯が本来の位置からずれて生えることで、歯列が乱れた状態になります。
叢生は見た目だけでなく、歯磨きがしにくくなるため虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、噛み合わせや発音にまで影響を及ぼします。矯正治療により、歯列を整えることでこれらのリスクを軽減することが期待されます。
叢生はマウスピース矯正で治せる?

結論から言えば、叢生の多くはマウスピース矯正で治療が可能です。マウスピース矯正は、軽度から中等度の叢生に対して効果的であり、症例に応じた柔軟な治療計画を立てることができます。
ただし、歯の重なりが非常に強い場合や、顎の骨格に大きなズレがあるような複雑な症状では、抜歯や補助的な矯正装置が必要になることもあります。治療の可否や適応範囲は、歯科医師による精密な検査と診断に基づいて判断されます。
また、マウスピース矯正は、患者さまが毎日決められた時間装着することで効果を発揮します。そのため、治療の成功には本人の協力が不可欠です。
マウスピース矯正で叢生を治すメリット

マウスピース矯正には、見た目や日常生活への影響を抑えながら治療を進められるという利点があります。以下に、叢生の治療にマウスピース矯正を選ぶことで得られる主なメリットをご紹介します。
装置が目立ちにくい
透明で薄いマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立たず、周囲の人に気づかれにくい点が大きな魅力です。特に、仕事や学校などで人と接する機会が多い方にとって、矯正治療中であることを知られずに済むのは大きな安心材料になるでしょう。
口元の見た目を気にせずに、歯並びの改善を進めることができます。
食事制限がない
マウスピース矯正では、食事の際に装置を取り外すことができます。そのため、装置に食べ物が詰まったり、食べてはいけないものを我慢したりする必要がありません。
装置に色がつく心配もないため、コーヒーやカレーなどの色の濃い食べ物や飲み物も問題なく摂取できます。食事のたびに外せば、治療前と同じように食事ができます。
歯磨きがしやすい
マウスピース矯正では、矯正装置を簡単に外すことができます。歯磨きをするときには装置を外せるため、歯ブラシやデンタルフロスでのケアもしっかりと行えます。
これにより、虫歯や歯ぐきの腫れといったトラブルを予防しやすくなるのです。
痛みや違和感が少ない
マウスピース矯正は、装置が口の中の粘膜に当たりにくく、痛みや違和感が出にくいとされています。段階的に歯を動かしていくため強い力がかかりにくく、口内炎などのトラブルも起きにくいとされています。
装置の縁もなめらかに加工されており、歯ぐきや頬の内側に刺激を与えにくいため、装着していても不快感が少ないと感じる方が多くいます。日常生活におけるストレスを減らしながら矯正を進められる点が、マウスピース矯正の強みのひとつです。
金属アレルギーの心配がない
マウスピース矯正では金属を使用しないため、金属アレルギーのある方でも安心して治療を受けることができます。装置の素材はアレルギー反応を引き起こしにくいプラスチック素材であるため、敏感な体質の方にも対応しやすい点が大きなメリットとして挙げられます。
治療のイメージがしやすい
マウスピース矯正の大きな特長のひとつに、治療前に実施するシミュレーションがあります。治療を始める前に、歯がどのように動いていくのか、治療が終わるとどのような歯並びになるのかといった過程を、3D画像や動画で確認できます。
これにより、治療のゴールを明確にイメージしやすくなり、納得したうえで治療にのぞむことが可能です。
マウスピース矯正で叢生を治すデメリット

一方で、マウスピース矯正にはいくつかのデメリットも存在します。治療を始める前に、これらの側面も理解しておくことが大切です。
自己管理が必要
マウスピース矯正のもうひとつの特徴は、装置の取り外しができるという点です。食事や歯磨きのときにはマウスピースを外すことができますが、その反面、自分でしっかりと装着時間を守る必要があります。装着時間が足りないと歯が計画通りに動かず、治療期間が長引くリスクがあります。
また、マウスピースを紛失したり破損したりすると、新しい装置の作製が必要となって追加の費用や時間がかかることもあります。快適さと結果を両立させるためには、日々の自己管理が成功の鍵となります。
装置の破損や紛失のリスクがある
マウスピースは自由に取り外せる反面、保管や取り扱いに注意が必要です。ポケットやバッグに入れる、ティッシュに包む、無造作に置くなどすると、破損や紛失のリスクが高まります。
マウスピースを紛失した場合、再作製のために追加費用が発生することがあり、治療の進行にも影響を及ぼす可能性があります。外出先で外したマウスピースは、必ず専用のケースに入れて保管することが重要です。
治療計画が適切でないと効果が出にくい
マウスピース矯正は、治療計画に沿って進める精密な治療法です。そのため、最初の診断や計画にズレがあると、思うような効果が得られないことがあります。
たとえば、歯の動き方を正確に予測できていなかった場合、マウスピースがフィットしなくなったり、計画通りに歯が動かなかったりすることがあります。その結果、予定より治療が長引いたり、追加の矯正装置が必要になったりするケースもあります。
こうしたリスクを防ぐには、経験豊富な歯科医師による精密な診断と、3Dシミュレーション技術を活用した綿密な治療計画が重要です。また、治療中も定期的にチェックを受けることで、問題があれば早めに対応ができます。
発音しにくいことがある
マウスピース型矯正装置を装着すると、舌の動きや空気の流れが変わるため、一時的に発音しづらくなることがあります。特に、サ行やタ行などの音がうまく発音できないことで、会話に不安を感じる方もいるかもしれません。
ただし、多くの場合は数日から1週間程度で慣れてくるため、日常生活に大きな支障をきたすことはほとんどありません。慣れるまでの間は、ゆっくり話すなど少し工夫しながら過ごすことで対応することが可能です。
マウスピース矯正で叢生を治す場合の期間と費用

マウスピース矯正で叢生を治療する場合、どれくらいの期間がかかるのか、また費用はどれくらいかかるのかも気になるポイントでしょう。ここでは、治療にかかる期間の目安と費用の相場についてくわしく解説します。
治療期間
マウスピース矯正で叢生を整えるためにかかる期間は、症例によって異なります。軽度であれば半年から1年ほどで歯並びの改善が見込めますが、中等度から重度の叢生になると1年半から2年程度の期間を要することが一般的です。
また、矯正後の後戻りを防ぐために、保定装置(リテーナー)を使用する期間も必要となります。リテーナーの装着期間は矯正期間と同程度が目安とされるため、この点も理解しておきましょう。
治療を円滑に進めるためには、マウスピースを毎日決められた時間装着することが大切です。
費用
マウスピース矯正にかかる費用は、叢生の状態や治療の範囲によって異なります。
軽度の叢生であれば30万円〜50万円程度で済むケースもありますが、全体的な矯正が必要な場合は80万円〜120万円ほどかかることがあります。初診料や定期通院時の調整料、マウスピースの再作成費用などが別途かかる場合もあるため、治療前に総額を確認しておくことが大切です。
また、将来的に後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を使用する場合、その費用も加算されることがあります。費用は高額に感じるかもしれませんが、分割払いやデンタルローンを利用できる歯科医院も多いため、支払い方法についても相談してみましょう。
まとめ

叢生は見た目だけでなく、歯磨きのしやすさや噛み合わせにも影響を与える歯並びの乱れです。マウスピース矯正はそんな叢生を目立たず快適に改善できる治療法として、多くの方に支持されています。
装置が目立ちにくく、取り外しができるため食事や歯磨きにも支障がない一方で、装着時間の自己管理が必要であるなど、いくつかの注意点もあります。治療期間や費用についても、叢生の程度によって幅があります。
まずは信頼できる歯科医院で相談し、自分の叢生の状態に合った治療計画を立てることが、成功への第一歩となります。
マウスピース矯正を検討されている方は、松山市小栗の歯医者「小栗歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、地域密着型の歯科医院として、松山市の地域虫歯0を目指して患者様に常に向き合った治療を心がけています。予防歯科や矯正治療・小児矯正に力を入れながら、一般歯科やホワイトニング、インプラント治療などにも対応しています。
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